2015年06月24日 (水) | Edit |
「ボッティチェリとルネサンス」展に行ってきました。

場所は渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムです。仕事終わった後に東横
線に乗って渋谷まで一本でした。でも、帰りはさすがに武蔵小杉は遠回り

になるので井の頭線、京王線を乗りついで帰りました。この展示会は、以
前に職場の方から5mの幅のある大きな「受胎告知」の絵もあるとの話を

聞いていたので、ぜひ見たいと思っていたのですが、気づけば会期も迫っ
ておりましたので、行ってきました(他にやることがあったような気がしま

すが、、、(汗))。やはり、本物を見ることも重要ですから、実物を見た印
象を持っているというのは写真だけとは一味違う気がします。たぶん。。。

P1100421.jpg

展示は、ボッティチェリの作品を中心として、フィレンツェとメディチ家の
興隆と衰亡とともに歴史とルネサンス文化について紹介するという主

旨で、時代ごとに絵画作品や歴史的遺物について紹介しておりました。
銀行・金融業の街としての起こりについては、フィオリーノと呼ばれる金

貨や銀貨を鋳造し、13世紀半ばからルネサンス初期までは国際通貨
となっていたそうです。その信用度の高い金貨・銀貨をもって町は繁栄

するようになっていきます。とくにフィレンツェではメディチ家がこのルネ
サンス期に隆盛をむかえます。富の蓄積と金融活動についての肯定

についてはこの時期、神学者からのある程度のキリスト教神学的倫理
的な説明が得られたこともあり、富を蓄積した商人や銀行家が公然と

芸術活動や慈善事業への寄付を行いやすくなっていき、芸術振興が
盛んになっていきます。しかし、最後はメディチ家が凋落するとともに

パトロンを失い、芸術活動も不振となっていく。というのが、主な流れだっ
たかと思います。細かい話はもっとありますが、大枠はそんな感じです。

見所は最初の経済的基盤として紹介されている、フィオリーノ金貨と
貨幣局長が使っていたと言われる金貨の目録。それから、ボッティチ

ェリの作品、多くの聖母子、巨大な受胎告知の絵画かと思います。
ボッティチェリというとやはり「春」とか「ヴィーナスの誕生」だと思いま

すが、その「ヴィーナス」だけの絵も描いていて、その作品が展示され
ていました。背景のない寂しさを感じつつも、高さ180くらいある絵は

存在感がありました。本物ってすごいなと思ってしまいます。あの質
感と色はやはり芸術作品だなと、素人ながらうなずいてしまうもので

ありました。もし、読んでいて興味が出た方がいましたら、本物を見
ることをお勧めします。

大英博物館展も行きたかったのですが、、、あれも28日までで、時
間が・・・。苦しいですね。
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