2016年05月31日 (火) | Edit |
登場人物、それぞれのちいさな物語があって、それらが
絡み合いながらも進んでいく感じですね。

今回は、昔売れっ子で今は落ちぶれて酒におぼれて作品も
描けない体になった漫画家の話が中心でした。その娘も愛想

をつかしている情況でしたが、昔の作品の電子書籍化をきっ
かけに立ち直ってほしいという編集長の情熱と尽力で、少し

立ち直るようなところで終わる展開でした。マンガに距離をおく
娘も、主人公と書店員のおすすめを読み、編集長から若い時

の母の様子や気持ちを聞き、父の作品を読むことで、父親との
距離がなくなったようでした。

今回、編集長の言葉がよかったです。

長いセリフだったので全部は書きとれませんが、

「出版不況やら何やら、先生の現役時代とはまるで違っています。
どんどん変わっていって、どうしていいのかわからんことだらけです。

でもあのころには戻れないし、、、いまここで私ら生きてかなきゃなら
んでしょ。私にも娘がいます。どうしようもないやつですが、、、私ら

大人は子どもの前でかっこつけなきゃならんでしょ。我々漫画屋は
“夢”を売っているんですから!」

大手出版社に勤めて、編集長をやっているような男だって、いつも苦
しみながら生きているんだなというのがよくでている迫真の演技でよ

かったです。なんか元気をもらったような気もします。それと、書店員
の河さんが尊敬する作家さんが訪ねてこられた時の場面は、それまで

の前振りとかもあって感動的でよかったです。あの辺りは本当に見せ
方がうまいなぁと思いました。
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